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大島みらい新聞No.10

こんにちは!2回目の更新になります。大島みらいチームの関西学院大学 総合政策学部3年生の岡田実優です。今回のブログを担当させていただきます!

このブログでは主に今まで発行してきた大島みらい新聞の中でインタビューをさせていただいた方々、記事を書いていただいた方々にお話を伺い、どのような気持ちで記事を書いてきたのかを伺い、震災の当時の様子やそこから復興してきた大島の様子を再度、振り返っていく企画として続けています。

そして、今回のブログでは、大島みらい新聞No.10、No.14、No.23で記事や巻頭言を書いて頂いた「堺健さん(民宿「黒潮」オーナー)」に、大島みらい新聞がアーカイブ化するにあたって、当時、どのような気持ちで記事を書かれていたのかについて、お話を伺いました。

— 堺さんは、No.10の巻頭言の中で、気仙沼大島防災マップについて書かれていますが、それはどのような気持ちで当時書かれたのですか?

これから震災の復興にあたって、過去の復興の歴史や、教訓を先祖はどのように残してきたのかということと、今回の震災で我々が得たことを子孫に伝えなければならないと思っています。なので、歴史を振り返って復興を考えましょうということで気仙沼大島防災マップを作りました。

— 気仙沼大島防災マップを作って、大島の人だけがそれを読むのではなく、大島の外の方々に読まれることに意味があると思いますか?

2000部刷って、今残っているのが1冊だけになるくらいに多くの人に配らせていただきました。大島の人に限らず、ボランティアで大島に来てくださった人たちも。やはり読んだ人たちからは、大島の物語について書かれているので、震災のこと、歴史のことがよくわかったと言っていただけました。外の人は大島の歴史や文化について関心を持つけれど、実は、中の人でも関心を持ってない人もいたりします。だからこそ、伝えていくことが大切なのだと思っています。

— 今後もこういった活動は続けていかれるのですか?

これの延長線が「食の博物館」なんですよ。大島の食だとか食文化だとか、食の産業をもっと理解しましょうねっていう。これをもうちょっと規模を大きくしたのが去年の第一回目の大島の「食の博物館」なんですよ。

–『外の人たちは関心を持つけれども、中の人は関心を持っていなかったりする』堺さんのこの言葉に私自身も考えさせられました。自分が知っている土地だからこそ、少し軽視して見てしまう、そんな側面はみんながもっている部分なのかもしれません。私もついつい外のことにばかり目がいってしまうけれど、自分の土地のこと、文化や歴史をもっと知らなければならないなと思いました。

いかがでしたでしょうか?本当に素敵なお話を伺えたと思います。

こんな感じで過去にインタビューをさせていただいた方々、

記事を書いていただいた方にもう一度お話を伺いたいと思います。

それでは、また次回のブログをお楽しみに。

さようなら〜!

( 編集者;岡田実優 インタビュー:岡田実優)

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